アサイ 別名「奇跡のフルーツ」

アサイこそ、理想のファイトケミカルです。

<<特徴>>


・ポリフェノールは赤ワインの30倍、ココアの4.5倍、ブルーベリーの約18倍
・鉄分はレバーの3倍、プルーンの約150個分
・カルシウム(牛乳の2倍)
・グリセミック指数が低く、糖尿病対策にも最適。
・ビタミンc(レモンの約3倍)
・食物繊維(ゴボウの約3倍)

<<アサイの栄養素>>

①ポリフェノール
②必須脂肪酸
③カルシウム
④鉄
⑤葉酸


食物繊維
リン
ビタミンB1
グルコサミン
アミノ酸
ビタミンc
ビタミンE


※この他にも、アサイは多くの栄養素を含有しています。




アサイの栄養素 ①ポリフェノール

<<強い抗酸化作用>>
光合成が生み出す植物の色素や苦味成分。ポリフェノールの種類は約300種類。植物が動物より長寿なのは、ポリフェノールの強い抗酸化作用のおかげです。


<<不足すると…>>
動脈硬化 脳梗塞 糖尿病 更年期障害 がん 肝機能障害


<<ホルモン促進作用>>
ポリフェノールは、細胞の生成や活性化を助ける働きを持っています。フランスのセルジュ・レヌー博士が1992年、その動脈硬化や脳梗塞を防ぐ抗酸化作用、ホルモン促進作用について発表。世界に大きな話題を巻き起こしました。


<<オールラウンド>>
赤ワインの30倍ものポリフェノールが、アサイには含まれています。ポリフェノールの抗酸化機能は、細胞間でも細胞内でも細胞膜上でも働きます。このオールラウンドな強い抗酸化作用がアンチ・エイジングに大きな期待を集めています。


<<脳内の抗酸化も可能>>
アサイを代表するポリフェノールのアントシアニンは、糖尿病性網膜症ほか多くの臨床結果を持ち、放射線や化学物質からの保護、血管の保護作用、消炎効果などが証明されています。脳内関門を通過できるため、脳内の抗酸化も可能です。


<<目の疲労回復>>
さらに、目の中の光を感じる物質・ロドプシンの再合成を促進し、目の疲労回復にも大きな効果をもたらせます。天然食材でもっとも強い抗酸化力を持つといわれているアサイを代表する特別な有効成分です。




アサイの栄養素 ②必須脂肪酸

<<ビタミンE>>
体内で他の脂肪酸から合成できないため、他から摂取する必要がある脂肪酸。人間にとっては多価飽和脂肪酸。かつてはビタミンEと呼ばれていました。


<<不足すると…>>
リュウマチ・関節炎 心臓病 アレルギー症 炎症 学習障害


<<プロスタグランディン>>
アサイには、豊富な必須脂肪酸(オメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸)が含有されており、その組成比率は理想的であることがわかっています。その2種の必須脂肪酸によりからだの主要な機能をコントロールするプロスタグランディンというホルモン様物質が作られています。


<<重要な研究結果>>
オメガ3脂肪酸に関する重要な研究結果が、近年になって続々と発表されてきました。その欠乏症として、児童の学習障害や行動障害、不整脈、心臓発作、リュウマチや関節炎を引き起こすことなどが報告されています。


<<バランス>>
さらに、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の両方をバランスよく摂取することがコレステロールの低下や健康維持には不可欠。アサイの必須脂肪酸組成比率が高く評価される理由もここにあります。


<<多くの効果>>
そのほか、血流の改善、腫瘍を分解し形成を妨げる、アレルギー症の改善、ホルモンの乱れの正常化、ストレスなどによる有害物質の除去、筋肉疲労の回復、副腎機能の向上、抗炎症作用、精神安定や脳を健康に保つ効果など、必須脂肪酸には多くの効果が評価されています。




アサイの栄養素 ③カルシウム

<<カルシウム摂取率>>
骨と歯を作るほか、重要な生理作用を担っています。日本人のカルシウム摂取率は先進国で最下位。偏った食生活が原因です。


<<不足すると…>>
高血圧 心不全 歯周病 不眠症 骨粗しょう症


<<高血圧や動脈硬化>>
体内のカルシウムが不足すると、貯蔵庫である骨からカルシウムが流出し作用します。その際、血管壁にも付着して、スムーズな血行を妨げ、高血圧や動脈硬化を誘引します。


<<鼓動>>
筋肉を収縮させ、心臓を規則正しく鼓動させるのもカルシウムの役割です。カルシウム不足は、心筋の活動にも支障を招きます。


<<リラックス>>
カルシウムには、興奮や緊張をやわらげリラックスさせる働きがあります。不足するとストレスや、過食による肥満を招きます。


<<骨粗しょう症治療>>
高齢者になると急速に骨が衰えます。カルシウムの摂取は、骨粗しょう症治療の効果があることが報告されています。そのほか、肩こりや腰痛、脳卒中やがんなど、彼に伴うさまざまなリスクを軽減させます。


<<妊婦>>
妊婦の日常的なカルシウム摂取により、高血圧、子癇前症のリスクを減少させ、妊産婦の死亡、もしくは深刻な疾病率を低下させたことを、イーストロンドン大学は報告しています。




アサイの栄養素 ④鉄

<<欠乏しやすいミネラル>>
吸収率が8%前後と非常に低く、きわめて欠乏しやすいミネラルです。特に女性に欠乏が目立ち、十分な摂取が必要です。


<<不足すると…>>
貧血 肩こり 認知症 うつ 食欲不振 動悸 便秘 下痢


<<酸素を運ぶ>>
赤血球のヘモグロビン構成成分として、鉄は体内の各器官に酸素を運びます。不足するとからだが酸欠状態となり、息切れやめまいなどの貧血による症状が現れます。


<<潜在的鉄欠乏症>>
鉄欠乏性貧血の割合は、青年期から壮年期までの女性の5~10%ですが、潜在的鉄欠乏症の人は30~50%に及ぶといわれています。


<<鉄不足が原因>>
肩こりや冷え性は貧血、血行不良による場合が多く、そのほとんどは鉄不足が原因です。


<<認知機能の改善>>
ペンシルバニア大学の報告によれば、18~35歳の女性113名を対象とした比較試験により、鉄が充足している被験者は、不足している被験者に比べて認知機能の改善が見られました。


<<医学的に確認>>
欠乏は、以下のような症状を招くことが医学的に確認されています。食欲不振、便秘、下痢、胃炎、精神的なストレス、うつ、感染免疫力低下、体温調節阻害、慢性疲労、鉛中毒(鉄欠乏状態で鉛の吸収増加が見られる)。




アサイの栄養素 ⑤葉酸

<<水溶性ビタミン>>
ビタミンB群の一種、B12とともに造血作用のある水溶性ビタミンです。貧血予防だけでなく、成長期の子どもたちの健全な発育のためにも不可欠です。


<<不足すると…>>
貧血 免疫不全 大腸がん うつ 健忘症 神経管閉鎖障害(妊娠時)


<<悪性貧血>>
赤血球が作られるときに、葉酸が不足すると、まともな赤血球ができず、悪性貧血を招きます。さらに、葉酸は新たな細胞がつくられる際にも必須の栄養素。不足すると、特に細胞の入れ替わりの早い粘膜などに潰瘍ができやすくなります。


<<妊娠中や授乳中>>
妊娠中や授乳中の葉酸摂取は、特に重要です。葉酸はたんぱく質や核酸の合成に働き、発育を促します。不足すると生命の根幹となる遺伝子情報に異常をきたし、胎児では脳神経に障害が出たり、乳幼児の発育に大きな影響を与えます。


<<大腸がん>>
葉酸は、傷ついた腸管粘膜の細胞再生には必須の成分。慢性的な不足状態は、潰瘍性大腸炎を悪化させ大腸がんの一因になるといわれています。


<<臨床結果>>
高齢者によくみられる神経過敏、うつ、健忘症は、葉酸が不足すると悪化し、十分に摂取すると回復するという臨床結果が報告されています。


<<ノースウェスタン大学医学部>>
ノースウェスタン大学医学部の報告によると、脳卒中歴や心臓、腎臓に疾患のある人に対して葉酸を投与することで、脳卒中のリスクは低下します。