ノニ 別名「神様からの贈り物」

代謝活性機能も高く、デトックスダイエットでの活用も大きく期待されています。

≪特徴≫


・プロゼロニン、スコポレチン、中鎖脂肪酸を含有
・各種ビタミン、ミネラルなど140種以上の栄養成分を含有
・ポリサッカロイド、多糖類が豊富
・必須アミノ酸をはじめ全種類のアミノ酸を含有

≪ノニの栄養素≫

①プロゼニン
②スコポレチン
③ダムナカンタール
④中鎖脂肪酸
⑤ビオチン


パントテン酸
カリウム
必須アミノ酸
               ビタミンC
               ビタミンA
               ルチン
               アントラキノン類


※この他にも、ノニは多くの栄養素を含有しています。




ノニの栄養素①プロゼロニン

≪細胞の免疫力を高める≫
酵素の一種。主に肝臓に蓄えられ、一定期間で血液中に放出された後に、細胞の免疫力を高めるゼロニンに変化します。


≪不足すると...≫
痛み 炎症 がん 糖尿病 うつ 高血圧症


≪細胞の免疫力を正常化≫
ノニは、これまでに100以上の症状、疾病に対する効果が確認されています。その根幹となる成分がプロゼロニンです。プロゼロニンはゼロニンに変化し、傷ついた細胞を修復・再生し、汚染された細胞の免疫力を高めて正常化します。


≪活性酸素の除去≫
ゼロニンは、生活習慣病の原因となる活性酸素を取り除き、がんや糖尿病、高血圧症を抑制し、また>炎症を抑えて細胞の再生を早めます。脳内ホルモンであるエンドルフィンを活性化させ、気分を爽快にする(抗うつ)効果も明らかです。


≪細胞レベルで新陳代謝を促進≫
かつて含有植物の筆頭であったパイナップルに比べノニは800倍ものプロゼロニンを含んでいます。しかも、プロゼロニンをゼロニンに変換する酵素プロゼロニネーゼも豊富で細胞レベルから新陳代謝を促進し、活性化する脅威の果実であることがわかっていいます。




ノニの栄養素②スコポレチン

≪血圧の調整≫
クマリン(ポリフェノール/フェノール酸系に分類される香り成分)誘導体の配糖体。血圧の調整や、副交感神経を遮断し、中枢神経を刺激する作用があります。


≪不足すると…≫
高血圧症 アルツハイマー症 うつ 睡眠障害 炎症(痛み)


≪高血圧治療に効果≫
ノニの主成分のひとつ、スコポレチンには血管、血液、血圧の正常化作用、ならびに抗炎症作用があります。スコポレチンは、1993年、ハワイ大学で初めてノニから発見された生化学物質です。収縮した血管を拡張する働きがあり、高血圧治療に効果があります。


≪副作用がない≫
ニューヨークシナイ医学大学で行われた臨床試験によれば、男女9人の高血圧患者にノニ果汁を与えたところ、9人中8人が正常血圧になり、低血圧域まで下がりすぎるという副作用はいっさい見られませんでした。


≪血圧の安定≫
スコポレチンは、単独では血圧を過剰に低下させてしまうことがあるのですが、ノニの抽出液の場合は、他の有効物質と相互に働き、調整機能をもって、理想的な血圧の安定をはかることができます。


≪抗うつ効果≫
血行障害の改善や、動脈硬化の予防だけでなく、ゼロニンと共に鎮痛や抗うつに効果があることわかっています。また、脳内物資セロトニンの神経刺激伝達物質の合成にも関与しており、セロトニンの欠乏はアルツハイマー症等の原因になるとされています。




ノニの栄養素③ダムナカンタール

≪がん細胞の増殖を抑制≫
ナチュラルキラー細胞と結びついてその作用を助け、がん細胞の増殖を抑え、正常形態に戻す抗がん作用が報告されている物質です。


≪不足すると...≫
がん 白血病 疲労 感染症 糖尿病 肺腫瘍


≪抗がん物質≫
1993年、慶應義塾大学理工学研究科梅沢一男博士らは、がん研究の代表メディア「キャンサー・レターズ」に、ノニの根から強い抗がん物質であるダムナカンタールを発見したと発表世界中で大きな話題となりました。


≪2日で正常細胞へ≫
動物実験により、ダムナカンタールには、遺伝子レベルで細胞の増殖スピードをダウンさせ、がん細胞を2日で正常細胞に移行させる働きがあることが証明されています。


≪2方向からの作用≫
2方向からのダムナカンタールの抗がん作用が証明されました。1つは、がん化により破壊された細胞を修復し、正常細胞にもどす作用。もうひとつは、がん細胞の増殖を阻害する作用です。


≪複数のがんに有効≫
ダムナカンタールは、肺ガン、大腸ガン、膵臓ガン、各種白血病など、複数のがんに対して有効であることが証明されています。


≪がん細胞の増殖を抑制≫
ダムナカンタールは、がん細胞に対して正常な細胞であると信じ込ませることで、がん細胞の増殖を抑制していると考えられています。




ノニの栄養素④中鎖脂肪酸

≪体脂肪として蓄積されない≫
炭素数が通常の脂肪酸(18個)の半分程度(6~10個)の飽和脂肪酸です。吸収後、肝臓で素早く燃えてエネルギーになりやすく、体脂肪として蓄積しません。


≪不足すると...≫
動脈硬化 糖尿病 メタボリック症候群 心筋梗塞 肝機能障害 心臓病


≪肥満症の切り札≫
体脂肪を燃焼させる補酵素として働き、肥満症の切り札として期待されています。人間の母乳にも含まれる天然物質で、医療の現場では50年も前から手術後の栄養補給源に使用されています。


≪体脂肪として蓄積されない≫
長鎖脂肪酸(通常用いられリノール酸、オレイン酸などの、食卓でも身近な油脂)に比べると、吸収スピードは4倍、代謝スピードは10倍です。だから、体脂肪として蓄積しません。


≪動脈硬化予防≫
中鎖脂肪が肝臓で燃焼する際、中鎖脂肪以外の脂肪も燃えやすく、蓄積されないうえに、他の脂肪まで燃焼させるところから、肥満や動脈硬化予防に効果が期待されています。


≪体脂肪蓄積抑制効果≫
シュルグレンスカ大学病院の報告によれば、肥満女性に中鎖脂肪酸を毎日8.9g摂取させた結果1、2週間後に体脂肪蓄積抑制効果が明らかになりました。その他、12週間中鎖脂肪酸配合油を摂取したグループは、体重で平均4.4キロ、ウエストで平均4センチ減少したという臨床試験結果も報告されています。




ノニの栄養素⑤ビオチン

≪皮膚炎予防≫
皮膚炎を予防することから発見された水溶性のビタミン。ビタミンB群の仲間で、ビタミンH(Hはドイツ語の皮膚Hautに由来)と呼ばれることもあります。


≪不足すると...≫
アトピー性皮膚炎 白髪 はげ 皮膚炎 動脈硬化 結膜炎 疲労


≪髪・皮膚≫
髪や皮膚には欠かせない栄養素です。ビオチンが欠乏すると、疲労感や憂うつなどに加えて、湿疹、抜け毛、白髪になるといった症状が現れます。抗生物質を使用している人、白髪やハゲが気になる人は多めの摂取が必要です。


≪妊娠中≫
動物を用いた複数の研究より、妊娠中のビオチン欠乏症は母体の胎児に高い確率で奇形(口蓋裂、小顎症、短肢症など)が誘発されることが報告されています。詳細なメカニズムは明らかではありませんが、妊娠中の方は注意が必要です。


≪ビオチン欠乏症≫
一度でもビオチン欠乏症になると、食事や腸内で産生している量では足りないため、血漿ビオチン濃度が上がらず回復しなくなります。


≪アレルギー症状緩和≫
ビタミンB群の仲間で、糖質や脂質、タンパク質の代謝を助け、細胞の増殖を促進させる働きがあります。また、ビオチンはたんぱく質の生成に関係し、皮膚を作る細胞を活性化させ、老廃物の排泄を促し、皮膚の機能を正常に保ちます。アレルギー症状を緩和し、アトピー性皮膚炎や掌せき膿庖症の補助治療にも使われています。