ブラウンシーウィードの臨床データ(学名(学名:Fucoidsn)

海藻の滋養強壮効果に、科学のメスが入れられるようになったのは最近のこと。特にこの10年ほどの間に、続々と画期的な発見が報告されている。

【HIV】
エイズ・リサーチ・アンド・ヒューマン・レトロヴァイルセス

イギリスのチェスタービューティ研究所がん研究院は、試験管内の実験により、フコイダンがヒト免疫不全ウィルス(HIV感染症)を抑制することが示されたと発表した。


【ピロリ菌感染・胃がん】
ヘリコバクター

国立がんセンター研究所は、フコイダンは抗生物質耐性を持つピロリ菌の感染を防いで、胃がん関連のリスクを減らす安全な成分として特に注目に値すると発表した。


【悪性リンパ腫・がん】
ジャーナル・オブ・アグリカルチュラル・アンド・フード・ケミストリー

慶應義塾大学医学部では、フコイダンが人の悪性リンパ腫細胞に対してアポトーシス(不要・有害となった細胞が自らを積極的に殺すプログラム)を誘発することを発見した。


【がん】
第55回日本癌学会報告

1996年「第55回日本癌学会」ではフコイダンのがん治療に対する研究が、多数発表された。三重大学の報告によれば、培養がん細胞にフコイダンを加えると、24時間後にはほとんどのがん細胞が、アポトーシス(不要・有害となった細胞が自らを積極的に殺すプログラム)を誘発し消滅した。


【腫瘍】
イン・ヴィヴォ

北里大学は、抗がんマウスにフコイダンを経口投与したところ生存期間が延長し、さらに正常マウスに投与したところ、ナチュラルキラー活性(がん細胞やウィルス感染細胞を撃退する細胞の活性化)やT細胞のIFN-y生産(細胞内寄生体の防御する働き)が高まったと報告しました。


【ウィルス性感染症】
ファイトケミストリー

インドのブルドワン大学天然物研究所応用化学科では、マイナスイオン交換クロマトグラフィー、光学的研究、メチル化解析により、フコイダンに抗ウィルス活性効果があることをつきとめた。